春のたり鎌倉 うなぎの老舗【つるや】、パティスリーカフェ【AMBIGRAM】

散策
鎌倉、湘南、横浜を中心に散策します
2023年3月16日(木)

私メの退職の記念に鰻でも食いに行こう、と夫婦で話していたのは3年前。そう、60歳定年退職してから早3年か。2020年の春、当時は世界中で一切の会食を否定された、飲食店受難の日々だったのでした。

穏やかな春の陽気に包まれて久々に行ってみよう。鰻の名店は数あれど、我が家ご指定はやっぱり鎌倉「つるや」。

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川端康成や田中絹代らが愛した名店。2回ほど来たことがありましたが、飛び込みだったので着席してから4~50分も待たされた記憶があり、12時ジャストの予約を入れておきました。

年季入ってます。数々の文豪、俳優がこの引き戸を開けたはずです。

初めて2階に通されました。

1階の狭さから比べると、2階はこんなに広いんだ。宴会できそうだ。(鰻屋での宴会ってあるのか?)

柱や床がつやつやに磨かれていていかにも老舗感があり。

やっぱ瓶ビールっしょ。

アテは骨せんべい。

さすがに予約しておくと、10分ほどで着丼、じゃない着重。

鎌倉彫があしらわれた肉厚の重箱で供されます。ちなみにうな重は大きさが5段階あって、これは真ん中のサイズ(値段は3,025円~5,335円)。おっと、汁物が別注であることを忘れていた、あわてて肝吸いを追加。

あー、このふわふわ感。タレも甘すぎず、全体の風味を損なっていない。

大変おいしゅうございました。

「つるや」は江ノ電和田塚駅からすぐの場所にありますが、いつものとおり、鎌倉駅西口から御成(おなり)通りをぶらぶら歩いてきました。

鎌倉散策はずっと継続していましたがこの3年間で新しくオシャレな店が数多くできていてびっくり。そういえば寄り道せず目的地へピンポイントで移動することが癖になっていたのだろうか。

御成通りの突き当りから由比ガ浜通りを長谷方面に向かうあたりも、ずいぶんと新しい店ができている。今後、人出もますます増えるのでしょう。

さて、ちょっとしたプレゼントを買いにレンバイヘ。

レンバイとは鎌倉市農協連即売所のこと。よく言われる「鎌倉野菜」の市場でもあります。この青果市場の手前にごちゃっとした、小さくて魅力的な店がいくつか入っています。

その中のスモークチーズ屋さんで、クルミ入りスモークチーズを購入。

あとは大好きな鎌倉珈琲香房さんで茶でもするか・・。

江ノ電を横切って、御成通りも横切って今小路へ。

がびーん、臨時休業中、~3/25とあります。

そういえばマスターが股関節手術の第2弾で再入院すると言ってたのを思い出しました。店を閉めるのはイタリアに行くときか、病院か、どっちかだもんなー。病院食が嫌いなマスター、頑張ってください。

しゃあない、べつの茶店に行こう。近くのAMBIGRAM(アンビグラム)さん、久しぶりの入店。

とにかく上品なスイーツが記憶にありました。今まで知りませんでしたが、AMBIGRAMの本家は東京南麻布のイタリア料理店で、ここはパティスリー担当者が鎌倉に開いたcafeだそうです。

ケーキセット@1,000円。アイスクリームが大きくて腹一杯になりました。

ちょっとカロリーオーバーなので鎌倉駅で妻と別れ、北鎌倉駅までウオーキング。

小さくておしゃれな店が次々進出していることにも驚きですが、小さなホテルも続々できているんですね。

これは鎌倉駅西口近く、今小路沿いのホテル「鎌倉青山」。1階のレストランが植樹の中に埋もれている感じです。

近頃の傾向はどうやらプチホテル。長らくアメリカンな大規模真四角ホテルが一大勢力でしたが、どちらかというと、ヨーロピアンな、小さくて個性的なホテルが好まれてきているような気がします。日本の風土にはアメリカンの重厚長大は似合わないと気づいたのかもしれません。

北鎌倉駅への早道は切通しのひとつ、亀ヶ谷坂を越えるのがお得です。

一部、結構な斜度の坂道があり、

手軽に有酸素運動ができます。12,000歩ゲット。

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