キャンピングカー中部関西北陸の旅17 黒部はやっぱり秘境です 

キャンピングカー
なんとなく西へ行く
17日目 2024年5月26日(日)

朝、いつものストレッチ体操をしていたら道の駅の従業員らしきおばはんから、ここは宿泊者用スペースなので向こうに停めてください、と言われ、平穏なサンデーモーニングが乱された。どこに書いてあるんじゃい、そんな区分け。

そういえば日頃、非常に参考にさせてもらっている車中泊ブロガー(これでメシ食っているくらいの人です)の記事に、道の駅「倶利伽羅 源平の郷」のごみ捨て禁止ポスターがひどすぎるというのがありました。確かに強い命令口調でゴミ持ち込み禁止文言が並んでいて不快。上から目線、高飛車だ。次は泊らない。

今日は黒部のトロッコに乗りに行きます。

富山県の主要観光地としてとても有名、でも自分は未体験でした。

ずっと剱岳のピークを眺めながら運転していました。岩登り師の聖地。どっしりと、ごつごつした山容が見えるのは日本海側からだからこそ。長野側の平地からは見えません。

宇奈月温泉近くで市民マラソンの大会が行われていて、何回も通行止め・迂回を指示された。こうなるとNAVIもお手上げだ。誘導しているお巡りさんに「宇奈月温泉はどこを通れば行けるの」と聞いても「すみません、わかりません」と素っ気ない。大きな道路規制するなら地理を勉強して臨め。

昼前には到着。

黒部峡谷鉄道・宇奈月駅前に大駐車場あり、1日1,000円なり。

少し歩くと、黒部地方鉄道の宇奈月温泉駅があります。鉄の人はこの黒部地方鉄道終点まで来て黒部峡谷鉄道に乗り換えるのでしょう。

温泉街に体のためになる食堂がないか、うろうろ探しましたがどこもいまいち。結局、宇奈月駅構内のレストランへ。

またまたバランス悪いなあ、豚丼。1,200円はボリすぎでっせ。どうして古い観光地のメシは古い考えのままなのかなあ、残念。

13時32発のトロッコにしました。能登半島地震の影響で普通なら行けた「欅平」駅は途中の支柱が損壊して行けず、「猫又」駅で折り返し運転とのこと。そういえば先日の永平寺も蔵の一部や歩道の損壊で一部閉鎖されていました。

並んでいるのは団体さん。アジア人多し。事前に当日乗車券を買う際に混み具合を尋ねたら、遅くなればなるほど(といっても15時にはクローズ)団体さんで混みます、と聞き13時台を選んだのでした。一般客は並ばなくてもするすると改札を通れます。

これが私が乗るオープンエア・普通客車。イメージ通り。往復2,820円。他にクローズド車両の「リラックス客車」が割増600円であるが、どちらかというと普通客車にあぶれた人が回される、といった感じか。

出発。寒いかと懸念しましたが、なんのなんの、時速15キロでは自転車にも抜かれる速度だ。

進行方向に対して行きは右側、帰りはそのまま体を反転して左側が断然いい。

黒部川の眺めがずっと続きます。

城のような建造物は何だろう。

唯一、降車できるのが「黒薙(くろなぎ)」駅。1/3くらいの人が降りた。付近の散策、または温泉?

えらく古い橋。山が直立している。

北陸の知識が浅い私は、この黒部峡谷鉄道の終点が立山黒部アルペンルートの富山側入り口に通じるものと思っていました。ぜんぜん間違ってます。

ちなみに富山には船でしか行けない川べりの温泉宿がある、それが宇奈月温泉だと思っていました。ぜんぜん間違っています。調べたら大牧温泉ですね。いかに北陸を知らないか、です。

ダムもあり、

随所にあるトンネル通過はテーマパークのアトラクションのよう。

激しく落ちる滝が見えるあたり、折り返しの「猫又」駅です。ここで牽引車両を交換して逆向きに座り、帰路となります。

往復100分間の座りっぱなし。退屈はしません。

温泉街に戻って、ちょいと足湯。

宇奈月駅前には大型バスが12台も乗り付けていましたが、総じてこの富山県、いや石川県も福井県も、他県ナンバーが極めて少ない。やっぱり遠いんだわな、東京から大阪から名古屋から。

今日のねぐらは道の駅「うなづき」

ビールの醸造販売所が核となる駅です。

なんだかビアホールみたいなところもあって、

昼はにぎわいそうだ。

私も閉店間際にうなづきビール黒系を頂戴します。

うみゃい。

一杯300円でいろいろ試飲できるのがうれしい。

しかし今は陽が落ちないね。日没を待って、

コンビニめし。

のり弁なのにレンジで温め必須となっていて、無視して食べたら、こりゃ「サトウのご飯」状態。温めないとご飯がポロポロでした。死にゃあしないだろう。

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