2日目 2021.3.11
道の駅「掛川」。さすが東海道のど真ん中だけあって、すごい人気です。朝から車が来るわ来るわ。でも滞在時間は短いので回転よく、駐車に困るほどではないようです。
いやーでも明け方寒かったー。室内温度9℃でした。さらなる寝具上乗せが必要だー。
今日も晴れ。ただし春特有の、とらえどころのない、ぼんやりとやる気のない青空です。
ゆるゆると9時50分出発。いきなり昼食どころを目指します。
せっかく浜松を通過するなら、うなぎ。
浜名湖近く、「昔のうなぎ屋」という店です。
20m離れたところの駐車場が広い。こういうところ、好きです。
なんでこの店を選んだかというと、単に進行方向からぶれない場所であったこと。もちろん浜松で有名な店の一つには変わりありません。
もう11時過ぎには到着しちまったー。待ちきれずに11時半に入店。一番乗りでした。
中はこんな感じ。
うな重を注文。この旅最初で最後の大盤振る舞い??3500円なり。あとはごはんに塩かけて食いつなぐだ。
味は店名のとおり、昔のうなぎ、って感じ。よくある、箸で容易にちぎれるような柔らかさ、ではなく、肉も皮もしっかり主張していまして、シンプルに焼いただけ、とでもいいましょうか。
甘めのタレではありますが、うなぎ独特の脂とマッチしてクリーミーさを感じます。
おいしゅうございました。
その後もつらつら西へ、浜名湖大橋を渡り、渥美半島へ。
おしゃれな道の駅「あかばねロコステーション」に立ち寄り、しばし昼寝。
オレンジがいいですね。小さな港に面していてなかなかに活況です。
大きな伊予柑3個150円を購入。
さて3月11日です。途中、2時46分ごろには慰霊の意味も込めて幸せな菜の花を写真に収めました。
人類に災害と争いがなくなりますように。
そうこうしているうちに渥美半島の突端、伊良湖岬に到着しました。
今宵のねぐらとなる、道の駅「伊良湖クリスタルポルト」。
残念なことに建物館内施設はクローズ中。トイレだけが使用可能。ま、車中泊派は特に困りません。
さて、伊良湖といえば、幼少のみぎり、だいたい小学2年生か3年生のころ、家族でここに旅行に来ていました。約52年ぶりの再訪(Revisited)となります。ほとんど記憶は飛んでますが、岬近くの旅館に泊まったこと、灯台付近を夕暮れに散歩したこと、フェリーで三重県に渡ったこと(今回と同じ)は覚えています。
なんと灯台周りを散策する道が今もあるではないですか。
いやーなつかし。一周1キロほどの散策路。もっとずっと狭い道だったような・・・。よく整備されたというものなのでしょう。
いちばん先端には白い灯台。これは全く記憶にはありません。
そういえば亡くなった父も旅好きで、母とボク等幼い兄弟をいろいろな場所に連れて行ってくれました。
合掌。
「恋路が浜」っていうらしいですよ。
今風の施設もあります。
そしてやっぱり菜の花。
遠くの丘に城のように立っているのがここら辺のキング、「伊良湖ビューホテル」。
さて、ちょっとした車内でのPC作業を終え、あとはメシと風呂。車で2分のところにある、「おもてなし処龍宮の宿」という施設で一気に済ますことができる、と事前研究してました。そして道の駅に寄る前に場所確認もしておきました。
6時ごろに行ってみると、ガガーン、本日休業の看板が・・・。ショック。目の前真っ暗(夜だし)。
代替案がなかなか浮かばない。
検索して目星をつけたホテルはよくよく見ると何と、ここも休業。コ、コロナめ。
ぶらぶら流していたら、奇跡的に明かりのついた食べ物屋さん発見。
「みなみ」さんというお店。
おそらく半径10キロ以内にある唯一の(夕食のある)食堂ではあるまいか?
無難な唐揚げ定食850円なり。おー赤だし文化圏だー。
風呂はどうするか。パスという手もあるが、べたつきは嫌いなので。
検索すると、おそらくこれも半径10キロ圏内で唯一ヒットするのが、先ほど見た、丘の上のゴージャスホテル「伊良湖ビューホテル」。なんとか日帰り入浴できるらしい。
さすがに眼下の街を睥睨するだけあって立派なホテルでした。
入浴料が1600円で、ウゲッとなりましたが、入り口でJAF割引ありますと言われ、提示すると1200円に。これならわたくし的にはセーフの料金となりました。JAF様には足向けて寝られませんな。
天然温泉と言い張ってらっしゃいますが、源泉が岐阜県と表示されてまして、ん????
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