キャンピングカー★追憶の和歌山 4

wakayama キャンピングカー
4日目 2021.3.13

昨夜から明け方にかけて、雷を伴った集中豪雨が延々続きました。

優しい雨音は子守唄となりますが、これはひどい。天井をたたきつける雨は騒音でしかなく、大分と眠りを妨げられました。明け方に熟睡時間を確保。

国道42号線を南下するルートをたどるうちに雲がとれて抜けるような青空となりました。

(始神テラスという新しそうなPA)

気温は20℃らしい。GWの頃の素晴らしく快適な大気だ。

追憶の和歌山とか題しながら、ようやく4日目にして和歌山県入り。風薫る新宮市へ突入できました。

旅行ガイドに乗っていた「焼肉ヒゲ」という店で昼食としました。

安くてうまいという評判通り、11時半入店ながら、「席はありますが相当お待ちいただきます」と。どおりで入り口に「ただいま準備中」が掛かっていたわけだ。(勇気を出して戸を開け、「やってますよね」、と聞いてよかった)

熊野牛を出しているらしい。

私はミニマムサイズの「焼肉定食」を注文。

61歳には十分。しかし和歌山なまりのおっさんおばちゃんたちはバンバン注文してたなー。

大変おいしいです。アド街ック天国の「新宮編」があったら、絶対取り上げられるわ。

さて熊野三山を順に巡ります。新宮市にあるのは

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)

太鼓橋を渡り、

鳥居をくぐると

神門が見えてきます。昨日の伊勢神宮で学んだ通り、一礼をして入ります。

正面が拝殿。

空が絶好調だ―。全体に統一感のある朱色と青空、木々の緑が実によく映える。

拝殿の横からいろいろな神様への入り口があり、それぞれお参りします。いつからこんなに信心深くなっちまったんだ。

それにしても朱色がまぶしすぎるー。

なお、世界遺産は大安売りでよく使われています。

熊野速玉大社を後にして北上。本宮温泉郷と呼ばれる、3つの温泉のうち、わたらせ温泉を目指します。

会社員だったころ、和歌山の支店で3年間働きました。当時は社員の慰安旅行なんてのは常識で、無言の全員参加圧力がかかってました。女性蔑視もパワハラも日常茶飯事でした。私はその慰安旅行の幹事を仰せつかり、本宮温泉郷のひとつ、川湯温泉への旅行行程や宴会出し物などを企画する羽目になりました。嫌な思い出です。なんせ行きのバスの中で一升瓶の日本酒を持った上司が待ち構えて、べろべろになるまで飲まされるという特典?付きだったのです。飲まされて仕事や人生観やらの説教を食らうんですよ。たまったもんじゃない。宴会でもグループごとの芸をやらされたな。よく司会できたな、自分。翌朝は朝からビール付きの朝食でしたな。

今の若いもんは・・・うらやましい。

そんな川湯でしたが「仙人風呂」に入った記憶はあり、同僚と楽しいひと時がありました。

さて、今日来たわたらせ温泉には関西随一の大露天風呂が有名です。

2時過ぎ到着。あれ、空いてるぞ。

温泉も大きさとか「量」で勝負する時代じゃないのかな。

本日のお宿は道の駅「奥熊野古道ほんぐう」。

外観からは想像しにくいですが、立派なスーパーが入っています。車中泊しやすいぞ。

熊野川のほとり、草地の遊び場もあります。

さて、スーパーで総菜を買い足して、今日こそ自炊(ご飯を車内で炊く)。

お得意のレトルトカレーだけどね、間違いなく腹に満足を与えます。

TVはもちろん電波入らず、大切な通信環境は・・・ひえー、写真のアップロードに耐えられない。PC作業がはかどりません。

haji

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