キャンピングカー★追憶の和歌山 5

wakayama キャンピングカー
5日目 2021.3.14

今日は熊野古道の一端を歩き、ゴールを熊野本宮大社とするプランを午前中に実行します。

道の駅から車で5分で熊野本宮大社に到着。ここで車を停め、バスに乗ります。

ところで本宮の駐車場は入り口脇にも小さいのがあるんですが、何といっても熊野川の河原の無料駐車場でしょう。無料ですが無限ともいえる。

龍神バスで9時20分発、発心門王子(ほっしんもんおうじ)終点下車、470円なり。

ここから発心門王子へ向かって歩き出します。

今回のコースは熊野古道のいくつかのコースの中で一番初心者向きだそうです。バスを降りたのが10名。運命共同体となります。

これが発心門王子。ちなみに王子とは、小さな神社のようなもの?です。

ここから熊野本宮大社の裏門に至るまで全長6.9キロの歩きがスタート。

最初は舗装道路だったり、民家の軒先を通ったりします。

楽勝です。

水吞王子(みずのみおうじ)。モニュメントがなにかあったようですが、見忘れました。

ここを過ぎると道は土と岩になってきます。

お地蔵さん?見つけました。

道の節目節目にこのようなポストが立っています。熊野古道「中辺路(なかへち)」の67番、と通し番号になっているので道を外れていないな、と安心できます。ちなみに今、歩いているのは中辺路という、熊野古道全体の中の大辺路や小辺路とかある中での一部でして、さらに中辺路の一部区間に過ぎないんです。

水呑王子から、次の伏拝王子(ふしおがみおうじ)までは林間を抜けて開けた道となります。

伏拝王子着。

スタートからここまで3.9キロ。行程の半分を消化しました。約1時間経過。途中からなだらかな道を一気に加速して歩いたため、運命共同体の残り9名を完全にぶっちぎって独走状態、いや独歩状態?でした。体力に自信があるというより、遅く歩くと後で疲れる体質なんです。

小休止して再スタート。

三軒茶屋跡がありました。名の通り茶屋があったそうです。

ここからほぼ真南に本宮を目指して降りていくんですが、

下りといっても登りがあるのも山道の常でして。

もものあたりの乳酸が気になる時間となっています。田中陽希さん(プロアドベンチャーレーサー、NHK日本300名山でおなじみ)あたりなら、イエーイといいながらかっ飛んで行っちゃうでしょうが。

結構な上り下りを繰り返してようやく神社の気配がしてくるころ、

祓殿王子(はらいどおうじ)に到着。

本宮裏門はもうすぐです。

11時45分、ゴールの熊野本宮大社裏門に到着。コースタイムは約2時間。

ガイドブックの標準が3時間だから結構はしょったね。特に前半。

本宮お参りの順番というのがありまして、

疲れた頭には覚えられないので適当に。まず神門をくぐり、

左から順番に参ることとします。

上の写真は結宮(第一殿、第二殿)。

隣の拝殿前にはビッグマスクの狛犬が。よくありますね。

拝殿横には熊野の神の使いである「八咫烏(やたがらす)」が乗った黒いポストがあり。

そして参道石段を下りて一の鳥居へ。

いやー熊野本宮大社は熊野三山の中心だけあって、渋いですね。茶色一色。前日の熊野速玉大社の朱色が好きです。

腹ペコです。

近くの食堂へ。

ボリュームのある日替わり定食がジャンボメンチとジャンボフランクをメインに980円なり。

腹ペコすぎて写真撮るの忘れた。見苦しい食後写真をどうぞ。

まさに今必要なエネルギー源を食することができました。

さて、腹くちくなり、散歩がてら大斎原(おおゆのはら)へ。歩いて10分程度のところにあります。

鳥居が巨大です。逆光を気にしてたら斜めになっちまった。

なんでも古来より熊野本宮は熊野川の中州に存在していたが、明治22年の水害で崩壊。今の高台へと移転したらしい。そりゃあの雄大なる熊野川なら氾濫したらやばいと思うのが普通じゃないの?それを中州に居を構えるとは、信じられませんね。で、遺構として平成の代に大鳥居を建立したと書いてありました。

往時の跡に枝垂れ桜が。写真だときれいですが、一分咲き。

河川敷の駐車場に戻って午睡。

いやー疲れた。午前中だけで15,000歩稼いだぞ。

本宮を後にします。

本日の温泉は那智勝浦のあの有名な「望帰洞」のある、ホテル浦島。

40年前に一回来ています。なんかホテル内の通路がやたら長かった記憶のみ残っています。

電車で来た人は港から船でホテルへ向かいますが、車の方は遠く離れた駐車場に停めてマイクロバス送迎となります。その駐車場がこれ。

どんだけ土地確保しているんだ?

バスで10分で到着。日帰り入浴料1300円なり。

ロビーでこんなん渡されます。館内に5か所ほど温泉があるらしいですが、「望帰洞」以外に興味なし。

硫黄の匂いが懐かし。もちろん内部は撮影できませんが、ちょっとだけ盗撮。フナムシへの注意書きがあったのか。

うーん、もはや前時代の温泉かもしれませんが、やっぱり湯の質がいいですね。

車に戻り、晩飯さがし。

昼がごっつかったので夜はあっさり目のマグロなど食おうか。

日本有数のマグロの水揚げ高を誇るだけに港周辺にいい感じの店が多数あり。

ネットで調べて大衆的だというので「まぐろ三昧那智」さんへ。

中はこんな感じ、小ぎれいです。

あっさりと二色丼(マグロ赤身とネギトロ)をいただきました。1380円なり。

おいしいけど、ま、マグロに地方色はないですねえ。三崎のマグロもうまいしね。

そして最後に、今夜のねぐら。道の駅「なち」です。紀勢本線那智駅にも直結してます。総歩数17,250歩。

ありゃま手ブレ、ごめんなさい。





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