キャンピングカー★追憶の和歌山 6

wakayama キャンピングカー
6日目 2021.3.15

地震があったんですって?有田のあたり?

ココは震度1だったらしい。夜中で寝入りばなだからわかりませんでしたね。もっとも風でひゅーひゅー揺らぐキャンピングカーは常に震度3くらいの風は覚悟して就寝してます。

暖かい那智勝浦ながら、明け方はやっぱり6℃くらいまで下がったようです。

今日はまずは洗濯です。6日に1回、まとめ洗濯をしています。

道の駅からほど近い場所に「洗っときます!」と気前のいいコインランドリーがありました。

まだ新しいようなので、ネット上では営業してるのかどうかわからなかったんですが、来てみたら全然OK。

洗い400円と乾燥100円の組み合わせがお得です、とメンテナンスに来ていたお姉さんが言ってました。なるほど、今まで1回1000円で乾燥込みでやってました。教えてくれてありがとう。

洗っている間、いろいろテキパキ家事をこなし、10時半にはコインランドリーを後にしました。

さて、熊野三山のトリ、熊野那智大社に行きます。約8キロほど、車で山道を登ります。ご存じ「那智の滝」は何度も訪れたことがありますが、那智大社は行ったことがないんです。

すいています。無料の大駐車場に車を停め、参道の石段を登り始めます。

ひやー、延々と続いていて、見上げればゲンナリ。昨日の、プチとはいえ、熊野古道を歩いた疲れもとれぬうちに、またーですかー。

下りより登りは、足への負担としては良しとしよう。

結構登ってきて終わりかな、と思ったら、

まだまだあるのねー。

でもこれで最上段へ到着。

こちらが拝殿。新宮の熊野速玉大社と同じく、朱色がやばいー。目に染みるー。

ここで参拝を済ませ、熊野三山コンプリートだ。

3日かけてじっくり回るなんて、暇な人じゃなきゃできないね。

横にあるのが宝物殿。

こちらも強烈、朱色パワー。

ところで那智の場合は、神社のすぐ横に寺があるんですね。

「那智山青岸渡寺(なちざんせいがんとじ)」

うってかわって渋いです。明治の神仏分離令までは熊野那智大社と一体だったといいます。

神も仏も混合していたのが昔の日本人だったんだろうね。時の政府は宗教パワーを怖がりましたかね。

さて山上を横に横にスライドして行くと、鮮やかな三重塔が見えてきます。

してみるとこの三重塔は神社所属なのか、寺所属なのか、どうなんでしょう?前置きなく「那智山三重塔」、といわれています。

そしてここから那智の滝とのコラボレーションショットが楽しめます。

どうですか、絵葉書みたい。や、今、絵ハガキってないのかな。じゃポスターみたい、かな。

滝つぼまで下ります。(下りはやっぱりしんどい)

別神社となっています。自然の石でできている石段は一歩一歩神経使いますね。

でも下りきるとこんな絶景が。

この旅で初めてのお土産を買いました。そうです、那智といえば那智黒あめですよ。

今日もかなり疲れたけど、熊野三山を十分に巡った満足感があります。

暑くなってきました。

コンビニで精力のつくガテン系弁当を食って午睡。

一路、南紀をめざします。

まず、串本町で有名な橋杭岩。

晴れるとなかなかいいもんですね。

そしてほどなく、潮岬へ。どうも私、突端フェチなのかもしれません。半島の先端や、北端、東端など、最も端のところに、どうしても行ってみたいんですな。

潮岬は本州最南端の地です。約40年振りの2回目の訪問になります。

やっぱ端っていうのは風が強い場所になるもんですね。

ここだけは強風。超・強風だった、えりも岬を思い出すわ。

さて、この後、無料高速道路などを通りながら、白浜の一歩手前、道の駅「椿はなの湯」に到着。時刻は16時。

白浜に近いんですが、この道の駅は温泉そのものと言っていいくらい、他に何もない駅です。

早速、ひとっ風呂。500円のところ、JAF様割引で400円。

評判通り、いいですこの温泉。実にいい湯です。

入った瞬間につるっぬるっ。アルカリ性でPH9.8はなかなか立派です。

源泉は37℃と低いので、加温だけはしています。ちなみに温泉としての意地なのか、一人だけ入れるヒノキぶろが用意されていまして、これは加温もしていない正真正銘の源泉かけ流しです。今の時期はぬるすぎですね。

素晴らしいお湯をありがとう。

しかしこの道の駅には重大な欠点が。

電波環境がものすごーく悪いんです。モバイルwifiでも、まず普通にネットがつながりません。TVなんかもってのほか。長い夜をどうしよう、今から場所替えするか、と思っていたら、無料のWAKAYAMA free-wifiってのが使えるらしい。しかし1回15分まで、1日16回まで、とあります。つまり15×16=240分間、つまり4時間は、切れ切れで使えるということ。

エンジンかけて移動するのも面倒なのでこの場にとどまり、15分集中を繰り返すPC作業を今まさにしているところです。

15分で切れるまでどこまでできるか、緊張感を持った作業?となっています。

夜は車内食。

手慣れたもんです、はい。

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