八重山諸島 4.石垣島から沖縄本島へ・今年もロックな街コザを堪能

ロングステイ
2月21日から沖縄にステイしています
4日目 2024年2月24日(土)

沖縄本島に渡る日。

いつものぐだっとした朝を過ごして10時過ぎにチェックアウト。お世話になりました。古き良きホテルでした、アートホテル石垣島。

石垣島を去るにあたって思い残した点、そばを食いまくっている我らにしては八重山そばの名店に入っていないではないか。その名は「八重山そば処 来夏世(くなつゆ)」さん。

ホテルから徒歩圏内ながら、開店時間が10時~14時のため、日中アクティブ派には行きづらい店でした。

今日も昼のフライトなので無理か。いや早めの昼にしてしまおうではないかと、そば魂に火が付きます。

10時40分到着。いい雰囲気だ。開けっ放しの窓がいい。

まあまだ早いしね、讃岐の食い歩きうどんや喜多方の朝ラーとは違うよね、とか思っていたら、外テーブルまで満席。

が、10分もしないうちに通されました。その速さの秘密は、

恐るべき回転率。注文から着丼まで1分。

切り盛りされている奥様方の優しい接客と優しいお味。小というサイズがあってよかったー。@450円。しかし十分なるボリュームではあります。ごちそうさまでした。

さて、ゆるりと空港に向かい、ガソリンを入れ、車を返します。

保安検査が混んでいて、結局早い昼メシで正解。

直行便で羽田行きの人が多く、那覇行きは少ない。

12:35発のJAL737。

那覇まで1時間はあっという間です。

窓から見えたのは宮古島の北部だな。待っていろよ、近いうちに行ってやるからな。

本島は石垣島よりちょっと、1~2℃寒い感じ。

ゆいレールで旭橋駅に向かいます。いいかげん2両から4両くらいに増やしてよ、常に混んでいるんだから。

まずはホテルにチェックイン。旭橋駅直結のホテル「リーガロイヤルグラン沖縄」です。モノレール駅にもバスターミナルにも直結しているのと国際通りも徒歩圏内という立地で選びました。昨年の旅での学習成果です。

割とゆったりめのシティホテル。

風呂や洗面など水回りに面積をとっている。大浴場のあったアートホテルとはコンセプトが違いますな。

ホテルフロントロビーやレストランが14階にあって、客室は7~13階。ただし客室には1階からは直接入れず、すべて14階に上がってから降りてこなければいけません。なんでや、なんでこないにめんどうなんや?と問うと、安全管理上です、との答え。面倒な世の中だ。

一息ついて250mほど歩くと、ご存じ国際通り。

ちょっと肌寒さを感じながらも、街を歩けばやはりブルーシールでしょう。

妻的にお土産の目星をつけて、通りを3/5ほど行ったところでホテルに引き返します。

早くも那覇を脱出して沖縄市に向かいます。音楽は島唄だけじゃない、熱いロックも大好物だ。

昨年研究し尽くした那覇バスターミナル。23番バスで北谷方面に向かいます。17:35発。

空いています。そして1時間15分も乗っているのは我々のみ。国道58号線は夕刻ともあって渋滞しているようです。

沖縄市コザに到着。バス停名は「胡屋(ごや)」です。

降りたとたんに店のドアから漏れるハードな音楽が・・・もう19時だからね。

ちょっと雨が無視できない強さになっている。帰りのバス停時刻表をまず確認してから、

タコスで有名なオーシャンへ。おーい看板のライト着けといてくれー。とても営業中とは思えない暗さです。

カウンターは常連しか座ることを許されない雰囲気。BOX席はむかーしのデニーズのような雰囲気。

カウンターのおっちゃん客(モーリーと呼ばれてた)から、今日は初めてかい、ここのは旨いよ、と話しかけられる。

オーダーはタコスとタコライス。いかにもミュージシャンといったロン毛のマスターが奥で調理してくれます。

客がどんどん入り始めた。クラブハウスサンドを注文した常連さんに「作らない」とにべなくお断りもする。

タコス2ピース600円、タコライス500円、ビール1杯500円で計2,100円の安さ。もうちょっと値段上げていいからワンオペでなく人を雇おうよマスター。厨房が奥なので会計しようにもできまへん。支払うまで10分待ちました。

で、昨年同様、Live Music Bar JETへ。20時15分入店。

昨年あまりに気に入りすぎて、でも那覇行きの最終バスが早すぎて、次回は沖縄市に泊まる覚悟で来ようかと思ったくらいです。

よくわかりませんが、左からベースのターキー、ドラムのKIYOSHI、ギターのKAZUFUMIと呼ばれているようです。ギタリストだけは絶対に歌いません。

70年代~80年代の洋楽ハードロックを3名で完ぺきにこなします。ベースは70歳超えてんじゃね?ドラムは30歳台のハーフ?ギターも60歳台か。

1stステージがすぐに始まります。クイーンの「ボヘミアンラプソディ」の頭から「We Will Rock You」。しびれるー、分厚いサウンド健在だー。

ターキーさんの年輪を感じさせるしわがれたボーカルがいい。KIYOSHIさんの正確無比な強いドラム、そしてこんなところ(失礼)に埋もれている場合じゃないよ、というくらい全ロックギタリストの演奏を再現できるKAZUFUMIさん。うますぎる。

妻も大拍手喝采で最終バス21時44分の帰還ではもったいない、とタクシーで帰ることに決めました。ロック世代なんですよ我々。

知らない曲が半分。知っていた曲はイントロの2曲の他、レッドツェッペリン「移民の歌」、ディープパープル「ハイウエイスター」「スモークオンザウオーター」、デレクアンドドミノス「いとしのレイラ」、レーナードスキナード「スイートホームアラバマ」「フリーバード」、C.C.R「雨を見たかい」、ボンジョビ「禁じられた愛」、イーグルス「ホテルカリフォルニア」などなど。

入店したときは地元民でーす、といううるま市のお姉さま方8名が中央に陣取っていてまあうるさいこと。「ハイウエイスター」の時には我らもエアギターを強要されて大盛り上がりとなりました。

しかしお姉さま方が去り、次第にアメリカ人客の比率が高まっていきます。しまいには8対2で米軍男女が優勢となりました。なんか健康なアメリカ人を見ていると、あー我が国は一旦アメリカに追いついたのかと思える時期があったが今はひどく引き離されているなー、と。彼らの自信に満ちた顔を見よ。

リクエストも受け付けます。ターキーさん英語ペラペラです。リクエストを聞いて「レイラ!?」と3人が確認するとすぐにプレイが始まります。完璧です。ミスがありません。

忘れちゃいけない、ミュージックチャージなし。ハイボール1杯500円で4時間以上楽しめます。金曜土曜だけの開店。横浜にあったら毎週通います。

結局3rdステージまで見て帰りました。タクシー代6,700円?安いもんです。

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