一県集中短期旅
2日目 2024年10月4日(金)
雲が低い。
おなじみの朝セット。
これにコーヒーが付きます。
しかし向こう一週間の天気が悪い。明日だけ、かろうじて晴れ間がありそうで、アクティブなことは明日集中で。本日は福島市の隣、山形県に入ってじっくり米沢市を探訪します。
国道13号線で峠を越えます。
米沢ラーメンなるジャンルがあるらしい。ほぼ一番人気の店に行ってみる。「そばの店ひらま」さん。
一番人気だけに11時開店直後に車を駐車してしまうぞ、と意気込んで行ったら、11時05分にはほぼ満車じゃないですか。こんな田んぼのど真ん中に(失礼)繁盛店があるんだ。
かろうじて店舗の裏、皆停めたがらない狭いスペースにぐりぐりと駐車。幸い店内の席は空いておりました。
メインの中華並・700円。
極細麺、あっさり鶏ガラベースで何というか、昔ながらの支那そば、いやそれ以前の支那そば。全く突出した主張がない。なんなんだろう。それでも人気№1ということは、リピートしなけりゃわからないのか。
市内中心部に車を走らせ、ぷらぷらと史跡へ。「お祭り広場駐車場」に駐車。無料がうれしい。
米沢藩の米沢城は今や形もなく、城跡全体が「松が岬公園」となっております。
上杉といえば旗印が「毘」、どういう意味なんでしょう。大昔の大河ドラマ「天と地と」に触発されたわが兄が、自作の凧に毛筆で「毘」と大きく書いていたことを思い出す。
旧本丸跡に建つのが上杉神社。なかなか趣のある神社です。
上杉景勝と直江兼続の像。それはさておき、後ろの木々は紅葉してるんですか?もともとこんな色なのか?
公園にはでっかい博物館もあります。
立派。
やっぱり青空がチラッとでも見えるとうれしいです。
さて、米沢には米沢八湯という温泉が有名です。これまでにそのうちの三つ、姥湯温泉「桝形屋」、滑川温泉「福島屋」、白布温泉をクリアしております。特に姥湯温泉、これは難敵でした。コンパクトなレンタカーでも狭い山道を延々走り、途中、勾配がきついのでスイッチバックも強要される山奥の秘湯でありました。
本日は小野川温泉を攻略します。中心部からすぐ、秘湯感はありません。
いくつか共同浴場、共同足湯があるそうですが、そのうちの一つ「尼湯」に。
いやー趣ありますなあ。
管理人がいません。自販機で200円の券を買って帰るときにBOXに入れてください、とある。
客も誰もいない。したがって無許可で浴室を撮影しました。
渋い。渋過ぎる。
「湯加減は親切な対応をお願いします」という意味不明な貼り紙も。でも冷たい水も出ない。どうやって調整する?そして熱いぞーーーー。
PH6.8とあるが、このピリピリ感は相当なもの。酸っぱい。アツーい酢の中に身を沈める感じでした。
あなどれぬ実力のある湯だ。
車に戻ったとたん、土砂降り。まあこんな蒸し暑ければ雨も降るわなあ。
やっぱり米沢に来たら米沢牛でしょう。三大和牛の一つと言われ(諸説あり)、貧しいキャンピンカー旅だってたまには高価なメシもいいでしょう。
ちょっと前の「旅サラダ」コレうまの旅で紹介されていたのを覚えていました、「米沢牛黄木 金剛閣」さん。
18時に突入。4階がステーキ、3階がすきやきしゃぶしゃぶ、2階が焼肉と階層順のヒエラルキーがありまして、貧民は安い2階・焼肉を選択しました。
主な部位を少しづつ食べられる「一頭焼肉コース」
まずはサラダなど。
前菜3点セットと本命の肉。さらにどアップ
さすがです。
サーロインよりカルビがうまい。よく言われる、口に入れた途端に液体化している肉です。
ミニローストビーフ寿司や肉スープなど、どれもうまい。
デザートまで気を抜いていない。量的にも満足でした。
で、ようやく雨も上がり、本日のねぐらは近場の道の駅「米沢」に決定。
2021年5月のみちのくの旅で1回来ています。あれからもう3年かーー。
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