一県集中短期旅
4日目 2024年10月6日(日)
あの程度の登山で疲れを引きずってしまう64歳の悲しさ。少なくとも午前中はあまり動きたくなく、だらだらの日曜日。
道の駅「やまがた蔵王」は朝から活況です。
屋外常設のイベントコーナーでは芋煮の屋台がいい香りを漂わせています。昼飯はこれだ。
キッチンカー選手権金賞?
一杯800円なり。
中身は里芋とネギと牛肉のみ。芋がとてもよく煮込まれて旨い。やっぱ芋煮は山形、いいねえ。
キッチンカーで出来上がりをいただくのではなく、鍋に当てる火をおこすところから始めているグループもある。
独特の芋煮用コンロ内臓テーブル、欲しいなあ、通販で買えるのだろうか。
山形でわかったことがある。山形文化は芋煮文化だ。
芋煮は一人ではつまらぬ。友人同士ももちろんあるが家族単位でやっているのが目につく。友人同士かつ家族ぐるみというのも多い。それは昨日の餃子フェスでも感じられた。じいちゃんばあちゃん、夫婦、孫の3世代が一緒の行動をする。当たり前のようで当たり前ではなくなってしまった。何ともほほえましい光景。家族連れ、とは2世代ではない、じじばばを家に置いてくることはないのだ。素晴らしいと思う。
屋内イベントホールでは元世良公則&ツイストのリーダー・ふとがね金太氏のライブや、
タイカレー、ガパオライスのテイクアウトを求める人たち。
すぐ隣の施設のフードコートにもたくさんの人が。
これ皆、芋煮文化なのである。強引か。
私も芋煮だけでは腹持ちよくないので、牛もののテイクアウト。
コロッケと肉団子、おいしゅうございました。
そしてまた昼寝。牛になるといわれそうだ、牛を食っているだけに。
なんだ晴れてるじゃないか。
何とか筋肉の回復が見られたので15時過ぎから車を動かします。
山形市の郊外、知る人ぞ知る秘湯「百目鬼温泉」。道の駅から6㎞ほど。
料金400円で石鹸シャンプー付きはありがたい。
こんな田んぼのど真ん中にたまげた温泉があります。
強塩泉ながら硫黄臭も強い。これは初めてだ。成分が強いので3分以上浸かるべからず、と記されている。薄墨色した湯はなるほど熱く力強い。内湯、露天ともに源泉かけ流し。畏れ入りました。
なんか東北は日の暮れが早いような気がする。経度的には関東とそう変わらないはずなのだが・・
夜は狙いをつけておいた山形ラーメン。
山形県はラーメン消費量日本一なのだとか。これといった強烈な個性はないからつかみどころもわからんが、とりあえず行ってみる。
「麺辰」さん。
平日でも行列必須とあります。かえって日曜夜などは人は少ないはずと考えました。18時、すんなりカウンターに着座できました。
すでに売り切れた品目も多く、中華そば(680円)一択状態。煮卵150円をトッピングしました。
少し醤油が甘くて万人受けする味。うまいです。すでに経験した米沢の雄、「ひらま」さんより主張ははっきりと、一杯目から旨さがわかる。ごちそうさまでした。
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