日本の果て離島ホッピングのち沖縄本島 4. 与那国島、やっとたどり着いた西端の地

ロングステイ
2月6日より沖縄にステイしています
4日目 2025年2月9日(日)

波照間行きの乗船予約をしていました。

昨日のうちは欠航情報がなく、波風も収まる方向にあるからいけるだろうと。8時出船のため、6時25分(細かい)に目覚ましで起きました。ネットを見たらガガーン、欠航だと。

もう一つの主たる目的地、与那国島は、金曜の船が欠航し、次の船が火曜日なのでさすがに待っていられない。風に弱い飛行機も欠航したため、十分な天候回復が見込める10日(月)の日帰りの航空機を予約しておりました。

明日の与那国は行けるけど、11日(火)には石垣を離れる予定のため、波照間島には行けないことになってしまう。うーむ、これも運命か、と起きかけの回らぬ頭で考えたところ、一つの方法がありました。

明日10日(月)の与那国便をキャンセルして今日9日(日)に振り替え、明日はおそらく船も出るだろう波照間と日程を交換できるのでは?

10時15分発の与那国行き航空便を手配するには時間が差し迫っている。航空券を予約した「さくらトラベル」にダメもとでメール要請したのが7時半ころ。日曜の朝に対応してくれるものだろうか、と間もなく返信メールが。

追加料金なしでの1日前倒し変更が可能とのこと。

むちゃくちゃありがたいじゃないか、さくらトラベル!

ホテルから石垣空港までバスで40分かかります。ぎりぎりセーフ。

憧れのロンバルディア?で与那国行きOK。

この手は接続タラップなどありません。歩きで乗り込むのです。

定員はたぶん50名。満席です。ちょっと国籍のわからないガイジンさん多数。

乗ったら30分、あっという間に着きます。

なお、当初予定していたフェリーの場合、片道4時間。冬は普通に荒れていて、通称「下呂船」。乗ってみたかったなあ。揺れには絶対の自信がある私。

外に出たらいきなり雨。まずまず広い島なので自転車は無理。レンタルバイクでぐるっと回ろうとしていましたが、風に加えて時おり雨じゃあヤバい。レンタカーだ。

しかしねえ、当地も台数ギリギリの運営らしく、空港レンタは断られ、市内のレンタも断られて、ようやく徒歩圏内のレンタ屋さんからOKもらいました。

SSK?「最西端観光」の略だそうです。まあともかく雨風をよけられてしかも温かい。助かったー。今日も2輪を強行すればそれこそ低体温症だった。

半日6,500円もとられましたが・・・。

最初に向かうのは何といっても日本最西端の地。

それらしいところにありますよ。小高い丘の灯台のふもと、

日本国最西端の地、とあります。

いかにもいかにもですねー。最果てとは西果てのことか。

ここまで来ると、条件がよければ台湾が見えるという。

ところで車はこれ、Vitz。当地ではナビが機能しません。(機械があっても行きたい場所の地点登録が進んでいない。)

与那国は馬の島ですから、道路も馬に走行する権利があります。昨日は牛の島、今日は馬の島か。(牛も少しいました)

台湾有事、対中国紛争に備える前線基地がこの島にできました。ついこの間のことです。小高い地にあって中は覗けません(撮影NGだし)。

平和な島に軍ねえ・・・・。

人と馬が平和に暮らしているのにねえ。

で、南に向かった海岸沿い、私は全く興味がないのですが、ドラマ「Dr,コト―診療所」のロケ地があるそうで。入場料が要るので中に入ってはいません。しかし何もこんなところでロケしなくても・・・。あ、吉岡秀隆は「北の国から」の準主役として大好きです。

島の東部に近づくにつれ、断崖絶壁の荒々しい海岸線になります。

「立神岩」

「軍艦岩」

確かにそう見えなくもない。

そして最西端の碑の逆側、東のはずれにあるのが「東崎(あがりざき)」。

駐車場から降りて遠ーーくに灯台が見えます。

与那国馬の写真の背景はここが多いと思う。

まー―風が強いこと。

北海道の襟裳岬もこんなふうにしょっちゅう強風ですわ。非常に北海道的なショットですわ。下の写真なんか本当に襟裳岬っぽい。さらに日本最東端、納沙布岬にも近い感じ。

この後、昼飯どころを探して島一番の集落へ。

道がぐちゃぐちゃと細く入り組んでいてわからん。高い建物もないので余計わからん。何しろナビもなく・・・。

そうこうしているうちに集落(祖納地区)は後ろに去ってしまい、島一周してしまった。さすがにクルマは速いね。

で、空港ならレストランはあるだろう、と。あるにはありましたがどこかの青少年の貸し切り。売店のおばさんに聞いたら空港向かいの店で食べられるらしい。

cafe&Bar「むんぶてらす」さん。テイクアウト中心か。

半分アウトドアの小屋で暖かいものがいただけました。

八重山そば。

味はもう一つだけど、とにかく背に腹は代えられぬ。

16時30分発なので結構時間がある。

やっぱりお茶。

探すと最西端の碑の手前、久部良港近くにしゃれたcafeができたらしい。

モイストロールカフェ。しゃれたというか、まあよく廃屋?をリノベしたもんだ。

キャパも少なく、いす席満員、で座敷の広テーブルに通される。

ブレンドコーヒーとロールケーキのセット。

非常にこだわりを持っている青年店主。

はちみつベースと黒糖ベースの2種ロールが付いて850円とリーズナブル。大変おいしゅうございました。

久部良漁港に停泊しているのが「フェリーよなくに」。乗るはずだった船の一艘。

下呂船なんて失礼な、立派な船だ。

レンタを返して帰路。4時間半の滞在、駆け足弾丸ツアーでしたがほぼ与那国のポイントは抑えることができました。

さくらトラベルさん、ありがとう。

(私、通常は航空会社ダイレクトでチケットを買いますが、ネットで漁ってこの旅行業者を知りました。株主優待の割引額をそのまま顧客に提供して取扱手数料なども一切取りません。Skyticketやその他外資仲介旅行業者さん、見習ってくださいよ!)

石垣市内への帰り道、おっ、久しぶりの青空じゃないか。

波照間予約分は欠航で全額払い戻しされます。再度明日の予約を入れました。これなら明日は行けるだろう。待っていろ波照間。

一日、目まぐるしく神経を使ったので疲れました。頭がぼーっとしてます。宿への帰り道にあっさりとした和食を所望、テキトーに店に入りました。

石垣港離島ターミナルすぐ近く、「サバニ船」さん。

天ぷら定食でした。

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