今週の一句プレバトに挑戦！ 2024年12月②

群青の名残の空や友逝きぬ

自己評価は　★★★才能あり　70点
我が同期入社は全72名。全国型転勤族ゆえに同期が一堂に会することは至難。そんな中でもM君、関東圏でよく同期会を設定してくれたよ。酒もろくに飲めないのに人を集めることが好きだった。面倒くさい幹事、でも誘われたら参加したい飲み会、思えば俺たち君におんぶにだっこだったなあ。そういう面倒見のいい奴が早死にする。異変に気付いた時には肺がんステージⅣ。余命３か月と言われていたが何とか２年は長らえた。病室のベッドの脇に「般若心経とは」という本が置いてあったのが悲しい。
名残の空（なごりのそら）とは大みそかの空、暮の季語です。この一年の出来事を振り返り、しみじみ見上げる空と解釈します。